Dothiroは、大きな出来事や完璧な計画から始まったわけではありません。
壮大な構想や詳細な戦略が先にあったわけでもありません。
むしろ、小さな体験の積み重ねから生まれました。
言葉を知らない環境に身を置き、教室や日常の会話の中で違和感を抱えながら、新しい環境で少しずつ伝える力を身につけていく。
そうした経験が、その原点となっています
その頃、ある大切なことに気づきました。
「視点」がすべてを変えるということです。
私たちの世界の見え方は、文化や育った環境、経験してきた困難、そして価値観によって形づくられています。
異なる文化のあいだで育つ中で、耳を傾けることの大切さを学びました。
たとえほんの少しでも、相手の立場や視点を理解しようとする時間を持つとき、心の中で何かが変わります。
そして、そこから成長が始まります。
Dothiroは、振り返り、記録し、学ぶための個人的な場所として始まりました。
対話や旅、クリエイティブな活動、そして日本とフィリピンをつなぐプロジェクトを通して見つけたことを共有する場です。
まだ多くのことを模索している途中です。
すべてが明確に定まっているわけではありません。
そして、もしかするとそれこそが大切なのかもしれません。
このプラットフォームは、自分自身の成長とともに育っていくものだからです。
Dothiroは、完璧さを目指すものではありません。大切にしているのは、誠実さです。
Dothiroの根っこにあるのは、とてもシンプルなことです。
人・場所・アイデアのあいだにある小さな点を、少しずつつないでいく――それが私にとってのDothiroです。
そして、そのつながりの中から、何か意味のあるものがゆっくり形になっていけばいいと思っています。
すぐに。劇的に。ではなく。
少しずつ、一歩ずつ。
そして、これはまだ始まりです。